痴漢・盗撮は行政拘留と居留許可取り消し

●情報

夏も近づき暑い日が続くようになりました。中国の女性の服は一部過激なものもあり、男性の欲を刺激するようなものも目立ちます。また都市部では地下鉄網が整備され、電車通勤も根付き、通勤ラッシュも増加し始めました。

 

日本でもそうですが、こういうところに現れるのがスリ、痴漢、盗撮犯です。

昨今では中国も痴漢、盗撮に関しての犯罪件数の増加に伴い、たびたび話題になっております。

 

上海でも毎年日本人が痴漢や盗撮で捕まっております。

 

現在各地公安局では公交警察隊が配備され、「警察密着24時」でみられるような私服警官による取締りを強化しております。

 

また中国では女性も強く、女性が痴漢や盗撮犯をその場で捕まえるというのも非常に多く、また周囲の人が気が付いて犯人を現行犯で取り押さえるということも多々あります。

 

警官が発見して逮捕した場合はそのまま駅構内の警備室に連行されますが、一般人に逮捕された場合は警官が来るまで、その場で晒されるという状況になり、携帯電話で一部始終を撮影されて、Wechat等にモザイクなしでアップされてしまいます。

過去の日本人の痴漢、盗撮も被害者本人や周囲の人が逮捕し、ネットにアップされ、日本人であることや会社名までさらされる結果となっております。

 

そうなりますと、犯罪を行った本人は罰せられて当然ですが、これが会社や製品、同僚に与えるマイナス影響と損害は非常に大きなものになります。

 

痴漢や盗撮で捕まりますと、被害者が供述に応じるかにもよりますが、治安管理処罰法違反で一発で行政拘留となり、居留許可の取り消しもあります。それに伴う会社への損害も大きなものになります。

 

決してこのような愚かな犯罪を犯さないというのは当然ですが、満員電車内での乗り方も日本を参考に疑われることのないように心がけてください。

 

痴漢や盗撮をしないというのは当然なのですが、こういう部分からも自身のリスク管理に対する意識向上を図ってください。