偽企業公式ページに注意してください

●情報

 

中国でのネットショップはご存知の通り、偽物で溢れかえっています。

 

現在中国政府も偽物の撲滅のためにあらゆる手段をこうじています。

 

そういう現状の中、多くの中国人はネットショップ(ショッピングモールやネット商店)での購入をやめ、メーカーの公式サイトや公式ネットショップから購入する方が増えています。そうする事で、偽者を掴まされる事を防衛しています。

 

偽物は食品の場合、管理がずさんで無許可の添加剤等を使い、中には死にいたるという報告もあります。
また雑貨や電化商品では、やはり無許可の原料や、発火、爆発などの危険性もあります。

 

偽物に関する報道や事故等で、現在ネット商店の偽物の販売売上げが減っているのが現状です。

 

しかし最近では偽物業者が、消費者の心理を逆手に取り、悪質な販売が増えております。

 

それはメーカーのホームページをコピーし、メーカーに成りすまし偽物を販売している事が最近発覚しました。

 

しかしこれらを管理する工商局は地区ごとにそれぞれの内規があり、また縦割り社会の影響から、工商局同士の情報の共有がうまくできず、偽ホームページを潰すのが困難な状況となっております。

 

たとえばメーカー本社が上海にあり、偽者業者が広州に偽ページをつくり、業者自体がハルピンにあった場合、メーカー本社は上海市工商局に訴え、その情報がハルピンや広州に伝わり現地工商局が調査をします。その為、偽ページ発見から調査までに時間がかかり、その体制を逆手に取った偽物業者は1ヶ月から3ヶ月でページを閉鎖したり、移転したりします。

その為、摘発が困難な状況になっております。

 

つまり、自己防衛するしかない状況です。

 

そこで、偽ページの見分け方をわかる範囲でお伝えします。

 

1、ホームページアドレスを見てください。

メーカーページのアドレスはメーカー名がほとんどです。

例:○×商事の場合
「www.marubatsu.com」や「marubatsu.co.jp」「marubatsu.com.cn」のように独自ドメインになっています。

 

多くの偽ページでは

「marubatsu.*****.com」とか「****.com/marubatsu」などのようにサブドメインやフォルダ名に企業名が入ってます。

 

2、定価より以上に安い

「特価商品」とか「割引」などの言葉を使って、市場価格より安くしている物が多いです。

これらを購入する場合は事前にメーカーに電話で問い合わせるのがよいと思います。

 

3、住所が上海なのに電話番号の市外局番が地方だったり、携帯番号がメーカー記載住所と違う場合。

 

4、問い合わせメールアドレスがフリーメール。

 

メーカーの場合、アドレスと同様に自社名のドメインを持っているのがほとんどです。

メーカーの場合アドレスは「info@marubatsu.com」のように独自の名前です。※@の前はinfoとは限りません。

 

偽ページの場合「marubatsu@gmail.com」や「marubatsu@163.com」のように@の前が企業名の場合が多いです。

 

ここに掲載した例は一部ですし、すべてがこれに当てはまるわけではありません。

ですからやはり少しでも怪しいと思った場合は、メーカーに問い合わせをするか、メーカー直営や代理店契約を行っている実店舗で購入するのが、偽物から身を守る方法だと思います。

 

STCCでは該当サイトが偽物か本物かの検証を無料で行っております。

ネットで購入の際、迷ったらSTCC無料相談窓口までお問合せください。