上海において日本人のバイク運転トラブルが急増しています

●情報

 

最近、上海にてバイクの無免許、無登録運転により検挙される日本人が急増していると公安より話がありました。話によると、50cc以上のバイクでナンバー登録もせず、免許も無い状態で検挙されているとのこと。また検挙された日本人の話では、日本人が経営するバイク店で購入し、店にはナンバーも免許もいらないと説明され125ccバイクを購入したとのことで、このような方が数名検挙されています。

 

無免許、無登録、無ナンバーでバイクを運転し公道を走り検挙されますと、罰金は200元以上、場合によっては15日拘留もあります。

 

バイクに関する法律は上海では年々改定され、上海市区ナンバー滬AB藍黄は現在は発行していません。上海郊区ナンバー滬C藍でも、現地住所の戸口本と身分証が必要であり、外地人、外国人は登録できません。

中古でナンバー付きを購入しても外国人は名義変更ができませんので、購入した中古バイクを常用することはできません。

また外地ナンバー浙江、江蘇、安徽は上海郊区のみ走行可能であり、市区は入れませんし給油もできません。

バイク愛好家も方におかれましては上記内容を十分把握した上で、上海郊区のみの走行をお勧めします。

 

また80cc以下に置かれましては、ガソリンエンジンの助動車(原付)は上海市内は全面走行禁止です。所有も禁止です。

LPG原付におかれましても2013年以降は強制回収対象になる予定です。

また現在80cc以下の原付を運転するには試験はないですが、区車両管理事務所にて身分証と写真一枚をもって登録が必要になります。

 

公安局の話によりますと、中古バイクの中には盗難車も多く含まれており、これらを安価で手にいれ何も知らない日本人に販売している可能性もあるとのことで、これら盗難車を掴まされますと店で買った領収書があっても、強制的に回収されます。また場合によっては窃盗犯にされる場合もあります。

 

上海市区内は現在非常に厳しい交通状態であり、バイクに対する取締りを強化しており、将来的には上海市区内はバイクの全面通行禁止になります。

バイク愛好家の方にはつらい現状ですが、公安からの話にもあるように、これら事情をわかっていながらバイクを日本人に売っている日本人もいるようです。

 

バイクを運転したい場合は購入を上海籍の友人等にしてもらい、登録後に友人から借りるという形で上海郊区でたのしむしか方法は無いようです。また登録はできない外国人でも運転免許は自分名義でなくてはいけません。

 

バイクを運転したい方は上記内容を理解した上で、運転されることをお勧めいたします。