韓国人に対する取締り強化。今は韓国に向けてだが…

●情報

 

現在中国各地で公安当局による、韓国人を対象とした取締りを強化が行われております。

具体的には韓国人街で警官が、韓国人と思われる人物に手当たり次第にパスポートの提示を求め、不携帯の場合には派出所に連行し罰金に処したり、韓国人向けKTVなどで検査を実施したり、臨時住宿登記を届けている住所に訪問し、居住していない場合には勤め先に行って検挙したり、韓国人が多く住むマンションやホテルでは、韓国人と思われる男性が女性を部屋に連れ込んだら通報するように、警備員やホテルに指導したり…と、かなり派手に韓国人潰しを行っております。

 

実際に中国では外国人は外出時にパスポートの携帯が法令によって義務付けられています。当然警察は法に則って検挙しているので、文句は言えません。

また部屋に女性(KTV小姐等)を連れ込んで、男性が既婚者の場合、婚姻法に違反しているわけですし、買春の疑いもあるため、検挙されても仕方がないのかもしれません。

 

今回は高高度防衛ミサイル配備に関係するもので、韓国人のことですし、どうでも良いことなのですが、我々日本人も他人事ではありません。

 

中国人からは日本人と韓国人の区別が難しいようで、言葉の発音方法が似ていることもあり、間違われることもよくあります。

駐在員の場合、ファッション的な部分で日本人と韓国人を見分けしているようで、公安の友人の話では、日本人は黒やグレーのスーツ(もしくはワイシャツ)でノーネクタイ。仕事が終わっているのに首から社員証をぶら下げ、黒のカバンをショルダーで肩からさげているから、見たらすぐにわかるとの事。

しかし私服だと見分けがつかないと言っておりました。

 

今回は韓国人に向けて実施していますが、昨今では日式KTVにも韓国人客が多く、今後これらが日本人の生活圏に入ってくることも考えられます。

 

外出時にはパスポートを携帯し、疑われるような行動は控えるように気をつけましょう。

警察は韓国人と思ってやっていますが、表向きは治安管理です。韓国人も日本人も関係ありません。

ホテルに女性を連れ込んでいて、警察が来た時「日本人なの。韓国人じゃないんだ。じゃあいいよ」とはなりません。同じように検挙されます。

こういう時期ですから、くれぐれも行動には気をつけてください。

 

また今回は韓国ですが、反日の時も同じようなことが発生しています。

今後反日に転じた際、今回の韓国人潰しと同様の事が発生すことも予想されます。

 

以下、以前の反日キャンペーン時にあった事案です。

 

・北京駐在の日本人が上海に出張。上海の支社は仕事の効率を目的に、この方の上海住所の名刺も作成し持たせていました。警察の職質と持ち物検査でパスポートと上海の名刺を見られ「居留許可の発給地が北京なのに、なぜ上海の名刺を持っているのか」となり、上海で不法就労ということにされ、本人には罰金5000元。上海の会社には罰金15000元となりました。

 

・日式KTVやKTVの入っているビルの下で、毎週のように検査が行われ、パスポート不携帯者がまとめて公安のバスで派出所に連行。全員罰金500元と警告になりました。

 

・日本人出張者がよく行くKTVに麻薬容疑をかけ、店内にいた人全員派出所に連行され、尿検査を実施。数人が陽性反応で、店は2週間営業停止。陽性反応が出た日本人は15日の行政拘留となりました。

 

このように何かが起こると、何でもしてくるのが中国です。

当然法令を守って生活していれば、何も恐れることはありません。パスポートの携帯も、きちんと法令に記されています。

 

不要なトラブルに巻き込まれないためにも、中国の法令、現地条例に従って生活するように心がけてください。

「どうせ自分は大丈夫」「そんなの宝くじ当たるような確率」などと思うことの無いようにしてください。

またしばらくは韓国人も出入りする日式KTVやサウナ、韓国語表記のあるマッサージ店は控えるように心がけることをお勧めします。