シェア自転車等、今後保証金が返還されない可能性があります

●情報

 

現在街中にあふれていて、歩道を埋め尽くしているシェア自転車に関して、元々保証金ビジネスと言われ、専門家が警笛を鳴らしていたのですが、運営開始から約2年でそれが現実的になってきました。

またシェア自動車でも同じ状況が始まっています。

 

現在、市はあふれすぎた自転車の撤去を進めていますが、この廃棄に負けずと供給を続けた結果、企業経営が行き詰まり、廃業する会社が増えております。

 

結果として本来は返ってくるべき、退会に伴う保証金の返還請求しても返ってこなくなり、このようなトラブルが続発しています。

また悪質な企業になると、勝手に不正使用によりアカウント停止として、規約違反を理由に保証金を返さないというものまであります。

現在、中国では全てのITサービスで携帯電話番号とのリンクが義務付けられております。

現在はまだ大丈夫ですが、今後、個人の信用情報管理が強化される事が決まっており、今後このような不正使用の記録も残るようになります。

そうなりますと、携帯電話番号とリンクしている全てのITサービスの利用が制限されたり、当然微信銭包や支付宝、Apple Payなどの決済サービスや電子マネーにも影響しかねません。

 

便利なシェア自転車ですが、ご利用には十分注意してください。

 

●2017年現在倒産もしくは営業停止し、保証金の返還が履行できないシャア業界企業

 

・シェア自転車企業

悟空単車(倒産)、町町単車(倒産)、小藍単車(営業停止)3Vbike(営業停止)、酷騎単車(営業停止)、小鳴単車(CEO失踪)、小鹿単車(営業停止)

 

・シェア自動車

EZZY(倒産)、零派楽享(営業停止)、友友用車(倒産)

 

・シャア充電器

楽電LeDian(営業停止)、PP充電(倒産)、活力摩簦(営業停止)

 

このほかにも電子マネーや架空通貨、ネット金融など倒産が相次いでおります。

アカウント作成時に保証金を求められるサービスを利用する際は十分に注意してください。