ニュースなどで話題の新型ナノマスク。早速普通のマスクと比べてみました

●はじめに

この情報は広告ではありません。これから暑くなる季節で、工場や飲食業など、長時間マスクを装着しなければいけない環境にある人もいるための紹介です。

 

●情報

中国国内のニュースで話題になっている新型ナノマスク。通常のメルトブロー不織布(静電フィルター)マスクとは違い、フィルターが物理的に粉塵や細菌、ウイルスを捕まえるので水に濡れても効果を持続するという物。その為、今までのマスクは呼気の水分等の理由から4時間ごとにマスクを交換したり、水洗いができないので使い捨てでしたが、このナノマスクは長時間の連続使用や水洗いができるという物。

 

今回の新型ナノマスクはYahooニュースにも紹介されていますので、機能等の詳細はそちらで確認してください。

 

Yahooニュース「新型ウイルスを通さない、ナノろ過膜マスク登場 中国」

 

ニュースによればリユーザブルという利点のみならず、薄くて通気性も良いとの事。フィルターの繊維の孔径はウイルスより小さいらしい。

 

そこで早速Yahooニュースにあった工場の直営タオパオ店を利用して取り寄せてみました。

 

実際に使用した感想をお伝えします。

 

相変わらず中国の宅配便は荷物の扱いが雑(笑)

Yahooニュースにあった「东泓氟塑料」であることを確認

 

 

まず見た目は確かに薄い。触った感じも薄い。ちょっと心配に思えてしまう薄さです。

 

早速装着してみると、普通のマスクよりは若干ですが呼吸が楽に思えます。

装着後、脇からの空気漏れがない事も確認。しっかり呼吸に合わせてマスクがペコペコ動くので問題ないと思います。※顔の大きさにもよるかと思います。

 

耳にかけるゴムに関しては比較した一般マスクよりゴムが細く、円筒に加工されているので負荷は少なく感じました。

 

装着時のにおいはほとんどありませんでした。

 

1時間使用した感じでは特に問題なし。私は口髭があるので若干ですが髭に呼気による水分が付着しましたが、汗は出ませんでした。

 

これから夏になります。中国においてマスク装着は通行証のようなものですが、感染予防という観点からも、これからもマスクは手放せなくなると思います。

実際に使った感想ですが、たしかにこのマスクは一般の不織布マスクに比べて楽であると感じました。

 

飲食店等の接客業に従事している方、仕事中や会議等で長時間マスクを装着しなければいけない方、屋外で長時間作業や移動をしなければいけない方などは検討する価値はあると思います。

 

1枚当たり5元から6元なので安くはありませんが、正しく洗えば15回は使いまわすことができるとのこと。実際はこんなに使いまわしたくないですが、そう考えれば5元は悪くない数字です。

これからの季節は湿度も高く、突発的な雷雨などもあります。濡れても機能が低下しないのはありがたいと思います。

 

※上記、あくまでも個人の感想です。

 

呼吸が楽になるとはいえ、当然熱中症対策は必要ですから、使用中は適度な冷却と水分補給は必要です。

 

5月9日に発表されたこのマスクですが、すでにネット上では真似たマスクや偽マスクが出始めています。ご購入される方は必ずYahooニュースにも記されている工場から直で買うようにしてください。

 

◆タイパオでの検索方法

検索欄に「广州东泓」(GuangZhouDongHong)と検索すると出てきます。

販売店名は「东泓氟业」となっていることを確認してください。

 

◆メーカー発表の洗浄方法

1、使用後、60度から70度のお湯に10分から15分浸してしっかり乾燥させる。擦ったりは禁止。

2、75%の消毒アルコールを吹きかけて、アルコール臭が消えたら即再使用可能

3、紫外線による消毒を実行後、即再使用可能

 

中国産マスクの印象は決してよくありません。ただこのマスクに関しては何となくですが、装着した時の感覚が「新しいな。楽だな」と感じました。

通常の生活では普通のマスクでも構いませんが、長時間マスクを継続して使用しなければいけない環境の方や、夏の屋外での使用を必要とする方は検討する価値はあると感じました。

ご興味ある方は是非ご検討ください。

マスクが良くても、熱中症対策だけは絶対に忘れないでください。

 

※上記はあくまでも個人の感想を元にまとめたものです。また本記事は広告ではありません。弊社と販売工場は一切関係ありません。マスクに悩まされている方の為と思い書きました。

 

 

 

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