Wechatモーメンツをいつ誰が見てるか陪酒小姐は知っている

●情報

 

先の記事「日式KTVを中心に月極め契約を迫る陪酒小姐が急増。実はこれがトラブルの元凶」にもあるように、陪酒小姐はやみくもに契約を提案し、掛かった日本人を型にはめますが、最近一部陪酒小姐で流通しているのが、誰がいつ自分のモーメンツを見たかを知るツール。

 

初めての指名でWechatを交換し、その人が帰宅後に自分のモーメンツを見たかどうかを知ることで、食いついたかどうかを判断し、ターゲットを絞り込み、効率よく型にはめるというものです。

※通常のWechatにはサービスとしてこのような機能はありません。

 

ある意味企業のマーケティング調査のようですが、簡単な話、Wechatを交換後、モーメンツ見てくれない「脈なし。定期的に店に呼んで売上用員」。1回見た客は「興味を持ってくれた。もうひとプッシュ」2回以上見た人は「食いついた。何回か同伴とアフターして型にはめよう」

こんな感じで判断し、効率よくカモを選定し、型にはめているようです。

 

このツールは誰でも簡単に登録でき、年66.66元で利用可能で、最近は徐々にKTVの陪酒小姐の中に広まってきているようです。

※ツール名や登録方法は、一部STCCを間違って利用する日本人がおり、なぜか陪酒小姐や店に見せたりする規定を無視した利用をする方がいるため、本記事内では紹介できません。

 

昨今はSNS(Wechat)をフル活用した営業や囲い込みが広がっております。

例えば先の記事にも書いたように、Wechatだけを交換し、毎月のお金もWechatでもらい、脅しはWechatの音声通話のみ。しかも電話番号は当然ですがIDでも検索できないように設定し、第三者の介入を防ぐというような案件もありました。

 

非常に便利なWechatですが、便利な反面危険性も多くあります。

 

Wechatの交換も相手を良く見極めて、自分にとって害が無い場合のみ交換するようにしましょう。

一部で感情と性欲が先行し「自分にとって害がない」と自分で自分を洗脳し、型にはめられて人生を失う危機に遭う人も多く見られます。

 

ここ中国ではいつでも誰かに狙われているという意識を持つようにし、危機管理意識を高め、また外国であるということを改めて認識し、トラブル回避を心がけてください。

 

一度トラブルに発展すると自分だけの問題では収まらず、周囲の人や会社、さらには家族にまで迷惑がかかることとなります。

中国での滞在は全て会社が保証人です。24時間365日会社責任であるということを忘れないようにしてください。

 

◆本記事には特殊な情報が記されております。

STCC記事は指定がない限り、ブログ、掲示板、HP、Wechat等のSNSへの無断リンク、転載、URLの転送を固く禁じております。昨今では日本人のために発信している情報にも関わらず、なぜか自分の指名陪酒小姐に見せたり、該当店舗関係者に見せるという異常なことをする方も発見されています。

これら行為は被害者を増やす結果へとつながり、また違法行為の幇助となってしまいます。

上海STCCの規定に従って、当サイトをご利用くださいますようお願い申し上げます。