日本のネットパチンコゲームを利用した賭博で日本人を含む複数名に拘留3日

●情報

 

日本のネットパチンコゲームを利用し、賭博行為を行ったとして、公安局長寧分局は日本人を含む複数名を検挙、行政拘留3日の処分を下した。

 

日本人を含む複数名は長寧区内の一室に集まり、室内に設置してあるPCを利用し、ネットパチンコゲームのアカウントを主催者から提供され、貸し玉の課金分のお金をゲームの設定金額の数倍で主催者側に渡してゲームをし、出玉分を主催者のレートで換金していたという。

 

中国では地域によって違いはあるものの、基本的に賭博行為は違法である。

上海市の場合は個人の掛け金100元以上で賭博罪となります。

 

他にもマカオでカジノを行い、その掛け金や勝ち金を中国国内(大陸側)で授受した場合も賭博罪となります。

またネットカジノや微信のグループチャット内での賭博も賭博罪となります。

 

賭博は個人の問題ではありますが、中国に滞在している駐在員におかれましては、会社の保証の元で居留許可が出ているという事、24時間365日会社責任である事をしっかりと肝に銘じ、賭博等の犯罪行為に近づかないよう気を付けてください。

 

日本では合法でも、中国では違法というものは多々あります。「日本なら」と考えるのではなく、現地法令遵守に努めてください。

 

 

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