KTV小姐の旦那と名乗る中国人からの脅迫と罵倒

●トラブル内容

 

私は月1回程度で上海に出張しております。去年某KTVで知り合った小姐と交際をはじめました。

 

先々月、日本にいる時に突然彼女から連絡があり、「あなたとのことが旦那に見つかった。彼がすごく怒っていて私も殴られた」と連絡があり、それ以降、彼女と連絡を取らないようにしておりました。

 

ところが先日まったく知らない中国の電話番号からワンギリ電話や脅迫とも取れる内容のショートメッセージが届くようになりました。

 

毎月上海には出張に行くこともあり、安全面も含めて心配な部分があります。

 

●回答

 

こういう事例はよくあります。

上海のKTVで働く小姐の99%が田舎からの出稼ぎ労働者です。特に農村からの出稼ぎが多く見られます。都市部以外の地域では未だに貧困層が多く、KTV小姐が一家の大黒柱である事情があります。

 

また農村では跡継ぎ問題から、20歳代前半には子供を持つ家庭が多く、また古くからの習慣で許婚やお見合いが多いのも事実です。

そのため多くの小姐(特に上海に来たばかりの小姐)には許婚や旦那、恋人が田舎に存在します。

 

そのため、過去には小姐と同伴していた日本人が店の前で、待ち伏せしていた小姐の旦那に刺される事件も数回報告されています。

また有名な事件では蘇州において小姐の嘘に気がつき傷ついた日本人がお店で小姐を刺殺した事件も記憶に新しいと思います。

 

しかしほとんどの小姐の旦那や彼氏と名乗る中国人男性は、教養はなく、知識も乏しい者がほとんどです。そのため彼女を追いかけて上海に来ても職はなく、あるのは面子だけ。結果上海に滞在できないと言う事情もあります。

 

その悔しさから彼女と仲良くしている日本人に反日感情も後押しし、恨みを持つ者も少なくありません。

 

特に安徽省に関しては上海に近いと言うこともあり、職のない彼氏が、彼女のお金で上海によく遊びに来て、今回のケースのようなトラブルに発展する場合が多いです。

しかし、このような男性は知識も知恵もも乏しいため、結局相手を罵倒したり脅すしか脳はなく、行動を起こす勇気もありません。

 

今回のケースも先に彼女からの電話、次に男性の脅迫メールやワンギリといった行動が先行しているので、先に述べたとおり知恵や能力のない物であると推測できるので、メールや着信記録は証拠として残し、無視していれば問題ないと考えられます。

 

しかし危険な例もあります。

 

彼女から危険を知らせるメールが来た後、彼女も消え、状況がまったくわからない場合で、福建省、江西省、湖北省、河南省、雲南省、新彊出身者の場合です。

これらは知識がないにもかかわらず行動力はあります。つまり頭で考えず行動が先行するのです。当然法律も「人を殺してはいけない」というくらいしかわからないような人達が多いのです。

 

これらに該当する場合は彼女との連絡は絶ち、しばらくは店に近づかないようしてください。

 

結論を申せば脅迫や罵倒メールも「小日本」とか「狗」という日本人を貶す発言が目立つ場合は無視をしていれば問題はおこりません。

 

上海の夜の世界では日本では考えられないことが多く発生します。

これらサービスを利用する場合は十分に気をつけてください。

 

お心当たりがあり、不安な場合はSTCCまでお気軽にご相談ください。

 

[上海DMC探偵事務所]より