常州市内のスナック各店で陪酒小姐の恐喝が多発しています

●情報

 

この数か月で急激に常州市内のスナック各店で、陪酒小姐による不当請求や恐喝事件が多発しています。

その手口は店舗や陪酒小姐はバラバラですが、すべて同じような内容で、明らかに情報を共有している状況がうかがえます。

 

手口としては最初は知り合った客と肉体関係を持ち、恋人という立場を手に入れる。

その後1か月ほどで家賃援助や生活援助と称して毎月2000元程度を要求。日本人側も愛人契約ならと承諾。その後徐々に値上げしていき、金額が高騰し拒否され、別れ話が出た段階で期限付きで10万元を請求して、自宅や会社に乗り込むと脅します。

そして実際に自宅や会社に乗り込み、自ら110番通報し、派出所内で金を手に入れる流れとなります。

 

このような内容のものがこの数か月で急激に増えたため調査した結果、これらはすべて某スナック(店舗は判明していますが、ここではの公開は控えます)のママが関与していることが判明しました。

 

このママは実際に自宅や会社に乗り込む際に陪酒小姐に同伴したり、恐喝メールに関しても「治安管理処罰法」違反にならない内容を準備をし、陪酒小姐に提供し送られてきます。その内容もほとんど同じであることから、このママを中心に常州市内のスナック各店で陪酒小姐による恐喝事件が行われていると考えられます。

 

常州に関しては蘇州や無錫のパターンと同じで、先に述べたとおり、陪酒小姐は実際に自宅や会社に乗り込み、一通り騒いだ後に自ら110番通報し警官を呼んでしまいます。

このため、以前にも記事で記した通り蘇州、無錫、常州の恐喝事件の対応は非常に困難であり、実際にこのような状況になった場合は、本来払う必要のないお金を搾取されるか、乗り込まれ社会的信用を失うかの2択しかないのが現状です。

 

過去記事「蘇州・無錫で激増する小姐恐喝事件のパターン」をご参照ください。

 

したがって各自がこのようにならないように、きちんと線引きをして夜の店を利用する事が、トラブル回避の唯一の方法であると思います。

常州の日本人向け店舗の世界はさほど大きくはなく、先に述べたとおり、現在は某スナックのママが主導している現実もあるため、陪酒小姐同士のネットワークでこの手法が広まっており、実際に行動する際は某スナックのママが直接サポートする形になっているため、この店は安全というものがなくなってしまっています。

 

また昨今は常州のみならず、陪酒小姐と愛人契約すれば恐喝されずに別れられると考えている方が多いようですが、実はこれは大きな間違いで、昨今では愛人契約をしていた日本人のみが陪酒小姐に恐喝されている現状があります。

 

そもそもこの契約自体が非合法なものなので無効なのですが、契約することで陪酒小姐にとっては逆に請求できる口実ができてしまいます。それゆえ最近の陪酒小姐はすぐに契約を結ぼうとし、毎月の安定収入を得ようとしますが、この固定収入がなくなると分かった時の陪酒小姐の豹変ぶりは異常で、通常の恐喝以上に必死にお金を取りに来ます。しかも陪酒小姐側には契約があったことで、正々堂々と手切れ金(違約金)を請求できるため、そもそも無効な契約にもかかわらず、なんの戸惑いもなく、自信満々に請求し、正々堂々と恐喝し会社や自宅に乗り込んできます。

このような契約には十分注意してください。

 

上記の通り常州で一度このような状況になった場合は対応困難ですので、このようにならないように、各自が十分注意し、節度ある夜の店の利用をしていただければと思います。

 

◆本記事には犯行手口の一部が記されております。

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これら行為は被害者を増やす結果へとつながってしまいます。

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