「大江戸温泉物語」に関しての見解(続報と一部訂正)

更なる調査の結果、一昨日出した記事に関して訂正事項がございます。

 

→ 昨日の記事「STCCに質問殺到の「大江戸温泉物語」に関しての見解」

 

この記事内で日本人一人の関与を示しましたが、実はこの日本人の名前が大江戸温泉物語株式会社代表取締役と同姓同名(中国の場合はローマ字表記な為、漢字は不明)だったのです。

 

仮に同一人物だったとして、今回「協定あり」と声名を出している上海江泉酒店管理有限公司の董事長に就任しているわけですから、上海江泉酒店管理有限公司と大江戸温泉物語株式会社代表取締役は何かしらの関係があったことになります。

 

あくまでもローマ字表記な為、同姓同名と言うだけで大江戸温泉物語株式会社代表取締役本人かは不明ですが、今回の騒動の中心にある江泉の董事長ですから、私の見解も変わります。

 

見解の訂正は以下の通りです。

 

昨日は騙されたかのように記しましたが、今回の見解では何かしらのトラブルになり、大江戸温泉物語株式会社は撤退を考えた。しかし中国側はすでに多額の投資を行っていたため、いまさら手を引くわけにもいかず強行した。

強行の理由は契約があったから…。

 

こうなってくると日本側の主張より中国側の主張が正しく思えてきてしまいます。

どのようなトラブルがあったかは不明ですが、大江戸温泉物語株式会社が一方的に契約を打ち切り、撤退した可能性もあり、上海大江戸温泉物語が公開した各種証書や契約書は本物と言うことになります。

 

そうなってしまいますと、上海大江戸温泉の主張は一部正しくなるわけで、裁判で日本側が勝つのは厳しいかと思います。

 

また時系列を考えますと、大江戸温泉物語株式会社はシャープのような感じで、チャイナマネーによって現状を維持していると考えることもできます。※シャープの場合は台湾ですので実際は違います。

江泉は昨年9月に設立で董事長にMORITA氏が就任しています。大江戸温泉物語の代表取締役森田氏は昨年12月に代表取締役に就任しています。つまり資金に何かしらの問題があった大江戸温泉物語株式会社はチャイナマネーの注入を考え、中国側とライセンス契約、中国での事業展開を約束し、融資を得た。その結果、代表取締役を中国側の人間にすることで合意。しかし温泉と言う日本文化を中国経営にするわけにはいかず、中国側の日本人、もしくは日本から中国側に日本人を送り込み、中国側の董事長にして日本に戻し、形を整えた。なんて見方もできます。これも調査して得た情報を組み合わせて推測した。あくまでも私個人の見解ですが…。

 

この見解はあくまで江泉の董事長が大江戸温泉物語代表取締役本人と言うことが前提での、私個人の見解であります。

 

また万が一日本側にも非があった場合、上海市当局がすでに動き出してる為、中国で大きく報道される可能性があります・その場合中国国民の怒りを買い、また過去のような反日暴動や一部の中国人による日本人への暴力事件に発展する可能性もあります。上海市内在住の邦人におかれましてはは今後の情報に注意してください。

 

一昨日の記事にも書いたように、このようなトラブルは今後多くの日本企業にとっても課題のひとつであると思います。

この騒動の結果を最後まで見届け、他の日本企業がトラブルに巻き込まれないよう学習していきましょう。