公安部展開「長城2号」法人と財務担当は銀行からの電話に注意

●情報

省を跨ぐ電信詐欺被害の防止と駆逐に向けて、公安部は各銀行と協力して銀行口座に関する電話調査を行います。作戦名:「長城2号」打撃跨境電信網絡詐騙犯罪専項行動

 

その為、法定代表人や登録財務担当に銀行から電話が入ります。

聞かれることは

1、本人(法人)同意のもとでの口座開設か。回答は「是」でOK

2、口座は本人(会社)が使用しているか。回答は「是」でOK

3、口座のパスワードを知っているか。回答は「是」でOK

4、会社名は。営業証記載の社名でOK

5、経営場所の住所は。営業証記載の住所でOK

6、会計士は(代瓣人は)誰ですか。わからない場合は「不記得」でOK

7、業務内容ななんですか。営業証の経営範囲な主営業項目でOK

 

各企業は銀行の調査に協力しなければいけません。もし「誰も電話に出ない(複数回)」「拒否」「回答できない。もしくは回答に異常がある」等があった場合は口座が凍結され、企業活動や資金管理に影響が出てしまいます。また一度凍結されますと、解除されるまで非常に時間を要しますし、手続きも大変です。

法定代表人は十分注意してください。

言葉がわからない場合は財務担当に電話を回しても大丈夫です。

 

またこれを利用した詐欺電話やフィッシング電話も発生すると思います。

まず銀行名が取引銀行である事を確認してください。また正式な検査では口座番号や暗証番号を聞き出すことはありません。もし聞かれた場合は詐欺の可能性があるので、十分注意してください。

 

 

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