経営者は注意。工商局年報抽査が始まります

●情報

まもなく工商局による企業年報抽査が始まります。

 

工商局は経営者の登録携帯電話番号、もしくは登録電話番号に直接電話して確認いたします。

 

工商局からの電話に複数回出なかった場合は、即刻、経営異常リストに入ってしまいますのでご注意ください。

 

法定代表人や董事長の携帯には毎日多数の営業電話や迷惑電話、詐欺電話がかかってきます。

通常、知らない番号には出ないようにしている経営者は多いと思います。

 

銀行の検査でも同じでしたが、これらの調査を利用した詐欺電話も多くなります。

しかし電話に出ないと経営異常リスト入り。この状況を少しでも改善する方法はあります。

 

最近の華為などの中国メーカーのスマホ利用者の場合は最初からインストールされている場合もありますが、iPhoneなど中国外のスマホ利用者はストアより「騰訊手机管家」というAPPをダウンロードしてインストールすると便利です。

 

このアプリはかかってきた電話が何処の何の電話かを着信画面に表示してくれます。

以前にも紹介しましたが、例えばデリバリーからの電話には「快递快餐」と表示したりタクシーだと「出租車」と表示してくれます。

また営業電話、詐欺電話、迷惑電話なども表示してくれます。

これは多くの人が掛かってきた電話をそれぞれの分類に登録してくれるおかげで、表示が可能となっております。

 

このようなアプリを入れておけば、例えば上海の会社であれば「上海」とだけ表示される電話にだけ出ればよいのです。それでも新しい番号はアプリに登録されていないので詐欺の場合もありますが、その場合は相手の話す内容を良く聞いて判断すればよいわけで、その他の都市であれば出なければよいわけです。

 

通常の詐欺被害も減らせますので、迷惑電話や営業電話にお困りの経営者はぜひ活用してみてください。

 

 

 

 

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