企業負責人(法定代表・董事長・執行董事)は工商・税務の企業抽査電話に注意

●情報

工商局と税務局は企業が詐欺に利用されていないか。正常に経営されているかの調査をランダムに選択し、随時電話にて企業負責人(法定代表人・董事長・執行董事)に質問形式で確認をはじめます。

 

電話で聞かれることは以下の通りです。質問は全て中国語のみです。企業負責人であれば問題ないかと思いますが、一応、翻訳も記します。

 

1、是***公司吗?(***会社ですか?)

回答例:是(はい)

 

2、办公是营业执照地址上办公么? (オフィスは営業許可証に記載の住所ですか?)

回答例:是(はい)

 

3、业务正常吗?(業務は正常に行われていますか)

回答例:正常,正在运行(正常に行われております)

 

これだけの質問です。

 

工商局と税務局からの電話には必ず出るようにして下さい。

万が一、抽査の電話に出れなかったり、電話がつながらなかった場合は、会社は即時非正常企業となりブラックリスト入りになります。

非正常企業を解除するには工商局や税務局に行って所定の審査を受けることとなります。

 

企業負責人は必ず工商局や税務局からの電話に出るようにし、営業許可証に記載の情報をしっかりと覚えておくようにして下さい。

 

 

 

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