女性を酒で酔わせてからの性交は強姦罪。日本人逮捕。

●情報

今月初め、駐在員がBARで知り合った女性に多量のアルコールを飲ませ、泥酔状態で部屋に連れ込み性交を行い、目が覚めた女性に通報され、強姦の容疑で徐家汇派出所に逮捕されました。

 

強姦(レイプ)というと映画やドラマ、AVのように暴力によって性交することを思い浮かべるかもしれませんが、中国では飲酒や麻薬などで、正常な判断ができない状態での性交でも、相手が通報すれば強姦罪になります。

 

強姦罪で逮捕されますと刑事拘留され、領事館と会社(保証人)に拘留通知の連絡が入ります。

刑事拘留後、正式に逮捕され送検となり、刑事裁判になります。

強姦の場合、99.9%有罪になり、刑罰も執行猶予なしで懲役3年から5年以上になります。

執行猶予が無いという事は刑期満了まで帰国できないという事です。

 

昨今、ネット掲示板などでは「陪酒小姐を酔わして一発やった」など、犯罪を自慢するかのような異常な書き込みもあったりします。

またKTV等では確実に酒を飲みますから、その後の買春でも逆に「強姦された。警察に通報する。通報されたくなかったら○○万元だせ」などの恐喝も発生しています。

 

刑事拘留は行政拘留とは次元が違います。

一時の過ちや気の緩み、安易な行動で全てを失いかねません。

間違っても酔わせて一発などと考えず、正しい酒の飲み方、正しい娯楽場所での遊び方をもう一度考えるようにしましょう。

 

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