反日運動(暴動)に伴う注意事項

●情報

 

現在、中国各地で反日を理由とした暴動が多く発生しております。

一部の中国人民の中には教育水準の影響から、犯罪とデモの区別がつかない人もいます。また都市圏では富二代という親に甘やかされた人々が、何をやっても親がお金で解決してくれると考え、大人でありながら無責任な行動に出ます。

その為、北京、上海等ではすでに日本人個人に対する暴行、略奪も発生しております。

それに伴い多くの日系企業では本日より夜間外出禁止令が出ております。

 

領事館からも注意喚起が出ておりますが、中国内に滞在する邦人につきましては以下の点に注意してください。

 

●一般向け(領事館の注意喚起引用)

・出する際には周囲の状況に格別の注意を払い、広場など大勢の人が集まるような場所や深夜の外出では特に注意する。実際に集会やデモ行進が行われている現場には極力近寄らない。

・公衆の場での言動や態度に注意する。

・日本人同士で集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は慎む。

・在中国日本国大使館及び総領事館、外務省海外安全ホームページ等をチェックする

・一般的な行為(野外での撮影、スケッチ等)でも場合によっては中国では非合法となる場所もあるので注意する。

 

●ビジネスマン向け(一部日系企業夜間外出禁止令引用)

・緊急でない限り、夜間の外出を自粛する

・路上、公共の場所、スーパー、飲食店等での日本語会話を慎む

・日本人とわかるような身なりをしない。スーツの上着を着用しない、社員証等のネックストラップをはずす。ビジネスバッグを所持しない。高価な服飾品を身につけない。

・酒場や娯楽施設への出入りを自粛する。

・小姐を含めた中国人女性とのデート、食事等を自粛する。この場合女性の方にも「売国奴」として日本人ともども被害を受けた事例があります

 

●主婦

・通学等では必ず複数人の主婦中まで学校までもしくはスクールバスの昇降口まで迎えに行く

・子供だけで外では遊ばせない

・近所同士で緊急時の連絡先を話し合い、連携して安全に努める

・路上、スーパー等での日本語の会話(携帯電話も含める)を自粛する。

・子供のカバン等に名札、緊急連絡先、血液型等を記載しておく

・日本人とわかるような衣服、服飾品を着用しない。

・現金の持ち歩きを最小限に抑える

 

●留学生

・日本人とわかるような衣服、服飾品を着用しない。

・集団で騒いだりしない

・飲酒等を自粛する

・ここが外国である事を自覚する。

 

実際に被害にあった場合はコンビニ、日本料理店等に逃げ込み、即時110番通報、もしくは領事館に連絡をする。

またSTCCでも領事館、公安への通報代理、24時間救助体制を用意しております。(上海市内)

 

●被害通報、救助要請の注意事項

・道の名前、近くにある建物、お店の番地を伝える。STCCでは近くにあるお店の名前(ビル名)から場所の特定が可能です。

・被害状況を伝える。

 

現在、上海公安もパトロールを強化しておりますが、こういう情勢の場合、日本人は非常に不利な立場になってしまいます。

可能な限り自身(家族を含む)の安全は、ご自身で確保するように努めてください。

 

●上海市内注意場所(日本人が多く住むエリア)

・古羊路(張虹路から古北路):富二代という人やチンピラがレストランや日本人向けバー等で酔っ払い、集団行動を取っています。

・南京東路:多くの地方出身者が集団行動を取っています。またぼったくり店が今まで以上の行動に出る可能性があります。

・領事館周辺:暴徒が潜伏している可能性があります。

・大型KTV(縁むすび、アクアマリン等)の出入り口:酔った日本人の襲撃を狙った人が潜伏している場合があります。

・衡山路:このエリアのバーの客層はほとんどが中国人で、過去にサッカーの試合で中国が日本に負けた時に日本人を襲撃した事例があります。

 

おそらく多くのスナック、KTV、小姐は「うちは大丈夫。安全」と言うと思いますが、店が安全であってもその周辺では危険な場所もあります。

 

病気等の緊急時出ない限り夜間の外出を控えて下さい。

 

またSTCC公安局長寧分局に協力をお願いし、提携企業の協力の元、日本人スタッフが緊急時に対応できるように待機、また一部エリアでは巡回を行います。

 

中国に滞在されている邦人におかれましては自身の安全に留意して下さい.。また外出時にはパスポートもしくはパスポートのコピーを忘れずに携帯するようにしてください。

 

STCC緊急対応電話:158-2102-0110