上海にて増えている釣銭に混ぜられる外国硬貨

●情報

 

中国では偽札が非常多く、偽札を掴まされた人も少なくないと思います。

そんな中、最近上海ではお釣りの硬貨に外貨が混ぜられるという事例が多く出ています。

 

1元硬貨で多いのが100韓国ウォン、10元台湾ドル、5角で多いのが10セントユーロです。

 

これらはサイズと色が非常に似ている為、お釣りに混ぜられると気がつかない場合が非常に多いです。

また一度レジの前を離れると「これはうちのじゃない。言いがかりはよせ」と逆切れされます。

 

一般に硬貨は両替ができません。その為、海外に旅行に行った中国人が、両替できない硬貨をこのような形で償却しているようです。

 

STCC提携企業のスタッフが最近外貨を良くつかまされると報告の多いコンビニで1週間調査しました。

 

このコンビニは日本でも有名なコンビニで日本人が多いエリアにあり、コンビニの目の前には日本人がよく利用するホテルがあります。

 

1週間買い物をして、お釣りを検証してみました。

結果、100韓国ウォン6枚、10台湾ドル4枚、5セントユーロ2枚が手元に残りました。尋常ではない数です。

調査最終日も10台湾ドル硬貨が混ざっていたので、店舗の入り口付近(店外には出ていない)からレジに戻り店員に苦情を言うと「これは私たちのじゃない。あなたが自分で持ってきた物を出してるんだろ。警察呼ぶぞ」と逆切れされました。

この逆切れの感じから、悪意を持って故意に客に外貨を混ぜていると感じる結果になりました。

店員が気がつかずに出してしまっている場合もありますが、逆切れされると疑ってしまいます。

 

日本でも有名なコンビニでこのような結果は非常に残念ではありますが、これが実態です。

このように実際にお釣りに混ぜられる場合が非常に増えております。

買い物の際はお釣りのチェックはレジの目の前で行い、偽札や外貨を掴まされないように気をつけて下さい。