上海浦東空港の違法駐車取締り強化に関する注意

●情報

 

2016年1月1日より浦東空港とその周辺の違法駐車に関する取締りが強化されます。

 

浦東空港をよく利用する方ならわかると思いますが、空港手前の路肩、出発エリアの停車を良く見ると思います。

これらは出迎えの車が時間調整のために停車していたり、出発エリアに関しては駐車場代を払いたくないがために、到着する方を待っています。

しかし今回より、空港手前の高速道路においては監視カメラを増設し、停車車両があれば即時撮影し、後日処分、もしくは強制排除。

出発エリアの停車に関しては3分以上の停車車両に関しては全て監視カメラで撮影し、後日違反処分にするとの事です。

迎えの車を用意している方は、必ず駐車場を利用するように運転手に伝えるようにしてください。

また会社役員、取引先の出迎えにおいても、必ず駐車場を利用するようにしてください。

 

違法駐車取締りは小さなことではありますが、到着後の移動の遅れ、取引先の出迎えの遅刻などにつながります。これらは一つのリスク管理として捉えていただければと思います。

 

また一部の方で空港にKTV小姐に迎えに来てもらうという光景も良くあります。最近のKTV小姐の多くは車を所有しており、常連の客などの出迎えをやっている子もいます。

しかし観光で来るのであれば本人の自由ですが、出張者や駐在員の帰国などの際は会社の業務で上海に来ているはずです。

KTV小姐は前日の夜遅くまで酒を飲んでおり、万が一このようなものを利用して交通事故や人身事故が発生した際、個人の問題では済まなくなると共に、会社の業務への影響、家庭への影響、会社の社会的信用への影響のリスクがあります。

便利だから、個人の自由だからと考えるのではなく、会社が用意した運転手や車、上海市が認めているタクシー、公共交通を利用するように心がけてください。

実際に小姐が運転する車で交通事故が発生しており、本人も入院する怪我をしてしまい、出張での業務ができないばかりでなく、会社にKTV小姐との不倫発覚、さらに心配で迎えに来た妻子に不倫が発覚し離婚騒動等が発生しています。

このような事でも、今まで何年も頑張って築き上げてきたものを失いかねません。

これらも一つのリスクと考え、極力利用を避けるように心がけてください。