●情報
最近古北エリアにて偽タクシーによる遠回りやぼったくり被害の報告が増えています。
今までも龍陽路駅付近の偽タクシーなどはありましたが、虹橋古北エリアに現れている偽タクシーは、これまでのものと違い、タクシーは正規タクシー同様に塗装されており、領収書も出ます。
被害としては遠回りによる高額請求がほとんどで、タクシー会社に苦情を言うと、領収書に記載の車両ナンバーは実際に存在するが、GPSの記録から該当の時間はまったく違うところで実車走行しているという。
STCCが某タクシー会社に聞いたところ、昨今、正規タクシーを模したタクシーによる被害が急増しているとのこと。虹橋古北エリアでは深夜に関して伊犁南路と古羊路付近の待機タクシーに乗った結果、被害にあわれた方が多く、その他では安龍路と仙霞路交差点付近や婁山関路と仙霞路交差点の待機タクシーでも被害があるという。
私はこれを聞いた時、ふとある某KTVが浮かんだのは気のせいであろうか…
外見が正規タクシーに模した塗装がされているため、正直言って見分けがつかないのが現状だ。
そこでこれら被害に遭わないために、以下の防犯対策を提案します。
1、深夜待機しているタクシーに乗る場合は必ずナンバーを確認しておく。
2、支払いは交通カードで行う。
偽タクシーは交通カードでの支払いができないはずです。運転手は「カードの読み取り機が故障中」と言うでしょう。上海市の条例では交通カードが使えないタクシーの場合は支払いを拒否できることになっておりますので、交通カードの読み取り機が故障中など言ってきた場合は支払いを一旦拒否しましょう。
運転手と揉めるようであれば、携帯電話で運転手の身分証(助手席の前のダッシュボードに貼ってあるカード)を撮影し、110番通報する旨を伝える。
偽タクシーであればこの時に「もういい」と言って降ろしてくれます。
それでも揉める場合は110番通報し、警察官立会いのもと、本当に故障しているのかを確認してもらって現金で払うようにしましょう。
外見では見分けがつかないので、乗ってしまうのはしょうがないと思います。乗車後に対策はありますので、条例などきちんと頭に入れて置き、自宅への帰り道もアプリの百度地図と照らし合わせて、正しいルートを通っているのか、確認するようにしましょう。