5月1日より上海公安SMS通報「962110」はネット詐欺防犯専用番号に

●情報

 

言葉の壁や、犯人に気が付けずに110番通報できる上海公安SMS通報番号「962110」は5月1日より上海市反電信ネット詐欺センター防犯番号に変わります。

したがって5月1日以降はSMS通報ができなくなりますのでご注意ください。

 

昨今、上海市内ではネット詐欺被害が急増しております。

2018年1月1日から3月31日まで、市内の電信ネット詐欺被害(報告)は前年比248.5%となっており、ネット詐欺逮捕者数も前年比283.9%に上っております。

また被害者も2万人以上となり、ネット詐欺嫌疑による凍結口座数1756件になっております。

ネット詐欺被害の直接被害額は3003.2万元となっております。

 

詐欺師は出前業者や郵便物の伝票、KTV、ぼったくり店などから個人情報を買い取り、無作為にSMSを送ったり、電話を掛けたりします。そして食いついた人を集中的に騙します。

個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。

またネット詐欺に遭われてしまった場合はすぐに管轄の派出所に被害届を出してください。

場合のよっては被害の回復ができたり、回復できなくとも公安当局から謝礼が出る場合があります。

 

またSTCC関係者や顧客におすすめしている「腾讯手机管家(TengXunShouJiGuanJia)」アプリがあります。

これは日本のApp Storeからも無料でインストールでき、電話がかかってきた際に「詐欺電話」「騒乱電話」「広告電話」など、中国中の人が通報した迷惑電話や詐欺電話、業種をデータベースに、着信時に表示してくれるというものです。

※データベースは定期的に更新され、更新をダウンロードする際にデーター通信を行うため。4G環境ではデータ通信費が発生します。WiFi環境でダウンロードするようにしてください。

 

このようなツールを使って、自己防衛に努めるようしてください。