武漢でのウイルス性肺炎。原因を予備認定。8名退院

●情報

武漢市内での原因不明のウイルス性肺炎が確認され、現段階で59名が発症し、内7名が重傷となっている。また回復した8名が退院した。

 

武漢市では原因の特定を急ぎ、1月7日21時の段階で初歩評価専家組が「新型コロナウイルス(中国名:新型冠状病毒)」を検出したと発表し、原因のウイルスと予備認定した。

 

ただこの病原体に対する特効薬等の開発には数年かかるとも発表している。

 

これから民族大移動と言われる春節期間となるため、中国政府は拡散防止に力を入れている。

 

また日本でも厚労省の検疫部門では中国(武漢)からの帰国者に対し、身体に異常がある場合はすぐに報告するよう呼びかけています。

 

今回は原因菌の予備認定をしたに過ぎません。引き続き注意が必要であるとともに、呼吸困難等の症状が出た場合はただちに市内の発熱病棟にて診察を受け、診断結果によっては武漢を管轄している日本国大使館領事部に報告するようにしてください。

また今後、武漢市以外でも症例が出る可能性がゼロではありません。

他省市においても同様の症状が出た場合は、外国人向け病院ではなく、市の発熱病棟を受診し、結果次第では管轄の領事館に報告するようにしてください。