上海随申瓣の随申QRコード。外国人の登録方法

●情報

防疫期間中の市民の利便性を図るために、以前から導入されている「随申码(SHANHAI QR CODE)(以下、随申QR)」があります。

これは主に居住区、ビル、開発区、園区、工業区、行政施設の出入の際にQRコードを提示するだけで入れるという便利な物という形でスタートしました。

しかしながら今のところ行政施設以外で利用する場所は見たことがありません。 園区や工業区などでは利用しているかもしれませんが確認していません。

ですから今までは特に必要なかったし、今後もどうなるかは不明です。

しかしながら3月に入り、上海はより一層の防疫強化を始めました。特に海外から戻ってくるウイルスを防ぐべく、より厳格な管理へと移行しています。

また現在上海市は随申QRへの登録を強く進めております。

その為、今後、随申QRが必要になる場面が増えると予想されます。

 

しかし、これまで中国人は二代身分証で、港澳台人は通行証ででの登録で、外国人は不可能でした。

現に今でも随申瓣のAPPでは外国人は実名登録ができません。

 

そこで最近になり市もシステムをバージョンアップし、外国人にも随申QRが発行されるようになりました。

ここでは外国人の随申QRの取得方法をお伝えします。

 

1、使用するのは支付宝APPです。まずは支付宝が実名認証が完了していることを確認してください

※支付宝の実名認証はの方法はここでは省略します。

 

2、支付宝APPを起動し、トップページの検索欄に「随申办」(Sui Shen Ban)と入力して随申瓣のミニプログラムを探してください。

 

 

3、随申瓣のをタップして起動しますと、自動的に登録が開始されます。自動的に登録が始まらない場合は随申瓣のマイページの名前が表示される部分に「未登録」と出ますので、そこをタップすれば登録が開始されます(図中、紫色で囲っている場所)

 

 

 

4、登録が完了すると随申瓣のマイページ(我的)が表示されます。

 

5、 画面上、アイコンの横にローマ字の名前が表示されています。そのすぐ右に随申QRのボタンがありますので、それをタップしてください。(図中、赤色で囲っている場所)

 

6、健康記録等からQRコードが自動生成されます。

 

7、QRコードには3色(赤、黄、緑)があり、緑のQRコードであれば随申QR使用施設への出入が自由になります。

 

現段階では使用頻度は少ないですが、今後必要になる場面も出てくると思いますので、防疫期間も上海に滞在される方はQRを作成しておいた方が良いと思います。

また上海市も日本から来た人は14日間の隔離観察が始まります。14日未満のQRは黄色もしくは赤ですが、14日経過後は緑に変わります。緑になれば外出可能という指標にもなりますので、可能な限り登録するようにしてください。