●情報
2020年3月24日 上海市、突発公共衛生事件2級対応変更に伴い一部修正
2級対応になったため、重点地域以外から上海に戻った場合の隔離は基本的に必要なくなります。但しお住まい地域の社区居委会への報告は必要であり、居委会の判断で隔離になる場合もあります。
日帰りの場合は以前と同様に報告のみで隔離はありません。
外地は上海以上に防疫に関する意識が薄れ、感染リスクも高くなっております。実際に新規国内感染ゼロと言ってはいるものの、実際に某幹部から入った情報では実は××(中国国内からは記せません)なので油断しないようにとのことです。「××」部分は日本人なら理解できると思います。
その為、外地に出張の際はより一層の防疫管理を行い、体調に異変があった場合は外出をせず、直ちに居委会に報告してください。
●以前の内容
出張で浙江省に行かなければいけません。上海に戻ったら14日隔離しなければいけませんか?
浙江省のみならず蘇州や無錫、その他の地域に出張や私用で外地に行くことがあると思います。
そこで気になるのが、上海に戻ったら再度14日間の隔離になるかという問題があります。
これは居委会の判断にもよりますが、上海市政府の公式見解は、14日間の隔離をしなければいけないです。
ただこの回答には続きがあります。
この後、中国は清明節を迎えます。上海人の多くが江蘇省や浙江省にお墓があり、お墓参りで上海を出なければいけません。
このこともあり、上海市は正式な回答をしています。
上海は現在1級対応中です。したがって上海を一度出て、戻ったものはお住まいの地域の居委会に届け出て、14日間の隔離をしなければいけません。
但し、即時戻った場合、つまり日帰りの場合は居委会への報告のみで隔離は必要ないと言っています。
要約すると外地に出て一泊以上した場合は戻ったら報告後14日間の隔離。日帰りで戻った場合は報告のみで隔離は無しという事です。
これは上海市の答えです。但し今後2級対応に変わった際は、また違う規定ができると思います。
また、1泊以上でも居委会の判断で隔離不要になる可能性もあります。
外地に出張の際は事前に居委会に相談し、意見を聞いてみてください。上海に戻った後、すぐに仕事をしなければいけない場合もあると思います。
事前に相談しておけば、特例が認められる可能性もあります。
1泊した場合、「黙っていればわからないだろう」という考えもあります。確かに車中泊でもすればわからないでしょう。しかしホテルに宿泊すれば、それが登記され、黙っていても後で判明することになり、処罰の対象になる場合もあります。
日帰り出張であれば問題ありません。しかし宿泊を伴う場合は再度14日間の隔離になりますので、どうしても隔離されると困る場合は事前に相談してみてください。