新型コロナに続き新型豚インフル。そしてペストまで。

●情報

新型コロナの中、6月末に中国で新型豚インフルエンザG4が発見され、米国がパンデミックの可能性があると研究発表しました。

一方中国はH1N1の亜種だとし、検体数が少ないという理由で重大視しないと発表しました。

現在10省で豚及び養豚業者の検疫を行っており、既に市場などでは豚肉の価格が上昇傾向にあります。

人から人への感染例はまだないようですが、研究者は今後変異する可能性もあり、注視が必要としています。

養豚場などに近づいたり、郊外公園や農業体験場、生態園などの生きた豚には近づかないようにしましょう。

 

そして7月5日、今度は内モンゴル巴彦淖尓市でペスト患者が発見されました。

現在感染者はすでに現地病院で隔離されており、現在同市は3級警報を発令し、感染拡大防止に努めております。

ペストは日本ではなじみは無く、世界史の授業で聞く程度でしょう。ペストは「黒死病」と呼ばれています。

主にネズミを宿主とし、ノミによって感染するため、中国語では「鼠疫」と呼びます。

現在、該当地区は3級警報を発令し、厳戒態勢となっております。

該当地区への移動等は控えるようにしてください。

 

 

 

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