青島の一部小区でペットの飼育禁止通告

●情報

青島の北村新苑小区を管理する物業管理公司は住人に対して、ペットの飼育禁止という通知を出しました。

12月31日までにペットを手放すように通知しております。

 

現在、中国各地で犬や猫などのペットに関する規定が厳しくなっております。

ある田舎の町では犬の散歩禁止と言う条例を制定。3回警告を受けると殺処分となります。

 

このような背景には、まず中国は狂犬病がある国である事。飼い主がきちんと狂犬病の免疫注射を行わず、公安に届け「養犬証」を取得していないなどがあります。

 

また飼い主のマナーの問題もあり、糞便を放置したり、リードを付けずに散歩するなどもあります。

 

また狂犬病や凶暴な野良犬の問題もあり、中国の高齢者の中には犬や猫を嫌う人も多くいます。

 

こういった背景から、ペット禁止や散歩禁止などの通告が出てしまいます。

 

ちなみに上海市では犬に関しては年1回の狂犬病免疫注射と公安への登録が義務化されており、散歩時は1m以内のリードを付けることが義務化されております。さらに糞便の放置は罰金となります。

また1家庭1匹までという制限もあります。

猫に関しては家から出してはいけないとなっております。

 

現在ペットを飼っている方はマナーとルールを守り、これ以上ペット禁止などという間違ったルールを増やさないようにしましょう。

またペットを飼っている方で、お住まいの小区がペット禁止になった場合は抵抗しても無駄だと思いますので、速やかに引越しすることをお勧めします。

 

 

 

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