花粉症でお困りの方。中国の薬局で買える日本と同じ緩和薬

●情報

2022年4月16日追加 ロックダウン中の上海で外国人でも購入可能

 

ロックダウンしている上海で外出もPCR検査だけなので、あまり花粉症に悩む方は多くないと思いますが、昨年紹介した「クラリチンEX」もしくは同じ種類の薬は外国人でもオンラインで購入可能である事を確認しました。

 

これまではオンラインで薬の購入には処方箋もしくはオンラインで医師の診察が必要でしたが、外国人のパスポートでは登録できず、オンラインで購入できませんでした。

ところが処方箋が不要の薬に関して現在はオンラインで医師の診断も必要なく購入できることが確認できました。

 

「饿了么」で表示される薬局を訪問し、検索欄に「过敏药」もしくは薬の正規名「氯雷他定片」と検索すると出てきます。(すべての薬局にあるわけではありません)

写真のクラリチン(开瑞坦)は商品が無いようですが、同じ成分の商品( 「氯雷他定片」と記載の物)は購入可能です。

「饿了么」は外地から配達員の応援が来ているため、小区まで当日配達が可能です。

薬局によっては購入できない場合もあります。

 

花粉症でお悩みの方は参考にして下さい。

 

注意:当記事は該当の薬を推奨するものではありません。

   また薬の効果には個人差があります。心配な方は医師に相談してください。


 

春になると増える花粉症。

これまでは一時帰国の時に日本で花粉症の薬を処方してもらったり、薬局で緩和薬を購入して持ってきていた方もいると思います。

ところが新型コロナの影響で帰国できず、花粉症にお困りの方もいると思います。

 

海外傷病保険に入っている場合は中国内の病院で処方してもらえるかもしれません。

病院に行くほどでもない方は我慢するか同課の瀬戸際ではないでしょうか。

しかもローカルの薬に抵抗がある人もいます。

 

そこで紹介するのが「クラリチンEX」という薬です。

日本では大正製薬から発売されており、最近はテレビで桜井翔さんのCMを良く見ると思います。

 

 

https://brand.taisho.co.jp/claritin/ (大正製薬のホームページ)

 

実は中国でもこのクラリチンを購入することができます。

 

 

こちらはバイヤー製薬から出ているものになります。

 

中国名で「開瑞坦」無理矢理カタカナ表記にすると「カイルイタン」になります。

実は私ももう15年この「開瑞坦」を使用しています。私の場合は皮膚疾患で使用しています。

とりあえず副作用はありません。

 

薬局に行って「カイルイタン」と言えば、身分証提示も処方箋も無しで購入できます。

写真のものは6錠入りですが、上海では一般的に12錠入りが販売されており、価格は薬局によって異なりますが、50元から60元の間くらいです。

 

ちなみに子供でも服用できるシロップタイプも中国では販売されております。

他にも日本と同じで水なしで飲めるOD錠タイプもあります。

 

「開瑞坦」などの薬の正式名称は「氯雷他定片」と言います。

当然同じ成分のローカル製薬企業が出している安い物も多く存在します。

たださすがの私でも心配なので、「開瑞坦」のみを購入しています。

また薬局によっては「開瑞坦」が品切れで、他の同じ薬を勧めてくる場合があります。

基本的には問題はありませんが、心配な方は購入せずに他の薬局に行ってください。

 

ちなみに花粉症や蕁麻疹などのアレルギー反応の総称は中国で「過敏」。カタカナ表記すると「グォミン」となります。

 

薬局で「カイルイタン」というと、店員が「過敏?(グォミン?)」と聞いてくるので、この発音は覚えておいた方が良いです。

 

ここではあくまでも一つの薬を参考程度に紹介しているだけです。

また最近日本のテレビCMでクラリチンを良く見るので、中国で買える正規のクラリチンを紹介いたしました。

薬ですので個人差はありますし、基礎疾患をお持ちの方は医師の指示を受けてください。

日本で同じ薬を既に使用している方で、帰国できず、薬の購入に困っている方向けと思っていただき、参考程度としてください。

興味がある方は大正製薬のホームページを参考に、ご自身の責任で購入してください。

 

 

 

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