●情報
毎年、長江や黄河の洪水は発生しているのですが、昨年に続き今年も早い段階から警戒数位に達するなど、洪水に注意が必要なようです。
政府は既に長江沿岸および黄河沿岸に水庫(貯水湖)にそれぞれ責任者を新たに任命。連日水位の変化を記録し警戒に当たり始めました。
三峡ダムでも先日一時警戒水位に達したものの、現在毎秒11600㎥排水し、安全水位をキープしています。
大型ダムの排水により既に一部水庫では警戒水位に達している場所もあります。
特に内陸部にお住まいの方は地域発表の洪水情報に注意し、洪水発生時は社区の指示に従って非難するようにしてください。
また事前に飲料水や食料などの準備や災害バッグの準備なども大切です。
一方上海な蘇州は太湖の水位に注意が必要です。
ご自信のお住まいの地域はどこの河川や湖、貯水湖からの被害があるのかを把握し、情報収集に努めるよう心掛けて下さい。
また避難場所は各市政府のホームページ、またはお住まいの地域の居委会事務所に行けば教えてもらえます。
避難場所も日本と同じで、災害の種類によって複数あり、また一時避難所、避難施設などの種類もあります。種類によって備蓄物資も異なります。
今回は洪水ですので、洪水用の避難場所を把握するようにしてください。
いつも通り領事館からの情報は洪水発生後に出る場合が多く、「洪水が発生しています」なんて言う注意喚起は「知ってるよ」と突っ込まざるおえません。
領事館からの通達を待つのではなく、現地の社区や市政府の最新の情報を入手するようにしてください。
また災害発生時は領事館や大使館領事部は邦人の安否確認を行います。
その為に必要なものが在留届です。
在留届はオンラインで届け出ることもできます。
まだ在留届を提出していない方は、まずは在留届を提出してください。
※※STCC記事の無断転載、無断リンクは硬く禁じております。
Wechatはもちろん、LINE、ツイッター、フェイスブック等も含めたSNS、いかなる運営会社のブログ、掲示板、ホームページ、社内ネットワーク、クラウド、電子メール、SMSへの記事の転載やリンクも禁止しております。(トップページを除く)
また記事をスクリーンショットした画像の配布や発信も固く禁じております。
今後も適切な情報を中国で滞在する日本人に発信するため、無断転載、無断リンクに関するSTCC規定をご理解下さいますようお願いいたします。
無断転載、無断リンクに関する注意はこちら→「上海STCCの無断転載、無断リンクに関して」