日本から中国に入国される方の新型コロナ陽性が続いています

●情報

これまで1カ月から2か月に1名程度だった日本から中国に入国される方(中国籍も含む)で、隔離中に新型コロナ感染症を発症する方がここ最近連続しております。

 

上海では8月3日に上海浦東から入国し、隔離中の8月6日に発症した日本人。8月6日に上海浦東から入国し、隔離中の8月8日に発症した日本人など、ここ数日間で2名もの日本人が新型コロナを発症し、病院に緊急搬送されております。

8月9日現在、日本から上海に来た方の入院者数は5名にもなっております(中国籍も含む)

 

現在中国のビザ取得の際は保険の加入が義務となっており、治療費等では負担は少ないものの、隔離中に発症しますと、そのまま病院に搬送され入院となるため、当初の予定通りには進まず、会社の負担も大きくなってしまいます。

 

本来、日本でW検査を行い陰性であることが証明されて飛行機に搭乗できるのですが、W検査から搭乗までに時間がある事などが原因であると考えられます。

また感染者がでた飛行機に同乗している方も接触者扱いになり、集中隔離が長引く場合もあります。

 

これから中国に来られる方は、W検査後は感染防止対策をしっかりと行い、周囲との接触や公共交通の利用を極力避け、また空港に向かう際や空港内でも他人との接触を避け、感染防止対策をしっかり行うように心がけてください。

 

日本国内の感染状況に比例するように、中国入国後の新型コロナ発症者も増えているように思います。

現在、旅行目的の中国入国ができない状況下で、今中国に入国される方は会社の命で入国されていることになります。

本来行う予定だった仕事やビジネスにも影響しかねませんので、ビザが発給された後は感染防止対策をしっかりと行い、またW検査後や空港までの移動、空港内ではより一層の感染防止対策を心がけるようにお願いします。

 

 

 

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