●情報
中国のニュースを見ると「高危険地区(高リスク地区)」とか「低危険地区(低リスク地区)」などを良く見ると思います。
例えば「中・高リスク地区からの帰還者は14日間の隔離」などで使われています。
しかしどこが高リスクで、どこが低リスクなのか。これらの一覧表はありません。理由は感染状況が随時変化するからです。
しかし出張や移動、各種チケット購入などで、どうしても自分が滞在していた場所のリスク等級や14日以内の滞在場所のリスク状況を知らなければいけない場合があります。
またこれから向かう先がどうなのか、滞在地に戻ったら隔離が必要なのかなど、滞在地と移動先のリスク等級を知ることが必要な場合があります。
ここではリスク等級の確認方法と自身の14日以内の滞在先証明を得る方法をお伝えします。
※低リスクと表示されたからもう安心という指標ではありません。あくまでも都市間移動等や手続き上の指標です。
1、Wechatで国務院のミニプログラムを起動する。
A)WechatでQRコードをスキャン
B)Wechatのミニプログラム検索から起動する(「発見」→「ミニプログラム」)
2、滞在地のリスク等級を確認する
手順1、疫情防控工程証明画面の「疫情風険等級査詢」をタップ
手順2、スマホの位置情報を利用して等級が表示されます。
3、14日以内の滞在先情報からの自身の等級の確認方法。
携帯キャリアの持つ位置情報を利用して、過去の移動先を調べ、中高リスク地区が無いかを確認して、自身の等級を表示させます。
手順1、疫情防控工程証明画面の「疫情防控行程卡」をタップ
手順2、携帯番号を入力してSMSで確認コードを取得して「査詢」をタップ
手順3、携帯キャリアが持つ位置情報から過去の滞在先が表示され、自身の等級を表示させます
基本的に多くの都市で14日以内に中高リスク地区での滞在がある場合は14日の隔離観察となります。
検問や職質、ホテルのチェックイン、飲食店や公共施設の利用、ビルや政府施設・公園・観光地に入る場合は各地の健康QR(上海の場合は随申QR)の提示で問題ありません。
リスク等級は主に移動先や帰還時の隔離等の防疫処置を受けるかどうかの確認のためにご利用ください。
例えば出張先が中高リスク地区だから出張を取り止めよう。自身の滞在地が中高リスク地区だから街を出ないようにしよう。などの利用方法になるかと思います。
リスク等級は感染状況に応じて変化します。出発前に必ず再確認しましょう。
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