上海で風俗店など取り締まり、2 2 4 人拘束

●情報

 

【東方早報より翻訳転載】

 

上海市公安局は、15 日から16 日の明け方にかけて、 市内の風俗店(サウナ、KTV等)や違法カジノ店などで取り締まりを行っ た。経営者ら224 人(刑事拘留26人、行政処罰198人)を拘束し、違法・違反営業を行っ ていた56 店が営業停止となった。取り締まりは今年7 月以降8回目。19 日付東方早報が伝えた。 売春や違法賭博の疑いがある風俗店、地下カジノな ど102 店を取り締まった。このうち市内浦東新区のサ ウナでは15 日明け方に、関係者ら14 人を拘束。閔行 区の大型卸売市場「九星市場」の地下カジノでは33 人 を拘束した。 上海市では違法営業に対し、今後も取り締まりを強化するとしている。

 

【STCC独自調査11/26】(転載厳禁)

 

虹橋エリア内の大手KTV等のケツモチ(中国では傘という)をしている何某の話によると、現在は公務員の取締りも厳しく、捕まっても何もできないとのことです。今回の取締りで自分が傘をしている日式大手KTVにも取締りに入り、小姐数名と日本人客数人を派出所に連行したとの事。連行後の事は教えてもらえませんでした。

 

また別ルートからの話によると日本の某大手電機メーカーの日本人出張者数人を逮捕拘束したとの情報もあります。

 

【過去記事より】

 

よくある質問で「KTVで小姐と飲んで歌っているでけでも違法か」との質問がありましたが、これは状況により違法になります。違法になる例としては

 

1、小姐の服装で肌の露出が多いドレスや制服の場合

2、隣に小姐が座った際の距離が近い場合

3、小姐がEカードを持っていない場合(服務員:Dカード、ママ・チーママ:Cカード、マネージャー・ママ・経理:Bカード、オーナー:Aカード)

4、深夜2時以降も電気が付いている店で、2時以降も店内にいて接客を受けていた場合。

5、各種許可のない店(営業許可、税務登記証、餐飲服務許可、公共衛生許可、酒類販売許可等)

6、客がパスポートを持っていなかった場合。

7、店内でのダンス、カラオケ個室内での小姐とのダンス

8、小姐、客を含め裸もしくは下着が露出していた場合。

 

他にもいろいろありますが、基本的には三陪行為になりますので、これは大丈夫というものはありません。

 

娯楽施設を利用される場合は以下の点に気をつけてください。

 

1、パスポートを携帯すること

2、Eカードの持たないもしくは他人のカードを使用している小姐を指名しない。

3、小姐の服装が露出の多い店には行かない

4、深夜二時前には帰宅する

5、小姐とのアフターを避ける

6.店内で服を脱がない

7、小姐との距離に気をつける

8、当たり前のことですが、小姐を持ち帰らない。

9、持ち帰りのある店に出入りしない

 

このような状況で逮捕された場合は10日間の拘留、ビザの失効、再入国禁止等の重い処分となります。

 

また取締り時に違法行為の見つかった店の店内にいた場合はパスポート番号等は全て記録され、今後のビザ発給等に大きく影響します。

 

上海に駐在、観光、出張等で滞在されている邦人におかれましては、中国の法令順守に努めるよう心がけてください。

 

(転載禁止)