●情報
2018年3月29日に北京市治安管理総隊と朝陽区分局は日本人も利用する、性サービスの提供もある大手マッサージチェーン店を一斉検挙しました。該当の店「百子軒」は市内各地に6店舗展開するチェーン店で、全店舗同時刻に一斉に警官が突入して現場を押さえ、売春で店員と経営者計53人を組織売春で逮捕、客は拘束し連行しました。
今回の件を受け、今後北京市内でサウナやマッサージ店、KTV、ホテルの出入り等の検査強化が予測されます。
北京に在留している方や出張される方におかれましては。性サービス付マッサージ店やサウナ、または疑わしい店舗への出入りを控えると共に、KTVやスナックなど女性が接待する店舗では節度ある行動をするよう心がけてください。
またこれらを利用する場合はパスポートを必ず携帯するように心がけてください。(外出時のパスポート携帯は義務です)
中国では性的サービスを含む売買春行為は違法です。検挙された場合は治安管理処罰法により、最高15日以内の拘留及び5,000元以下の罰金が科せられるだけではなく,国外退去処分を受け、その後中国へ一定の期間入国禁止となる場合もあります。
また新しい公安の規定では、拘束し派出所に連行した時点で、処罰の有無に関係なく管理責任者(会社や親族)に拘束している旨を連絡することになっております。
つまり拘束された時点で会社等に知られてしまいますので、会社に知られるからというわけではありませんが、日本人として法令遵守を心がけてください。