武漢市で娯楽施設の一斉取り締まり。2450人連行。

●情報

 

12月11日夜、武漢市では警官5316人を動員して、市内1000件以上のKTV、バー、クラブ等の取締りを行い、店員、陪酒小姐、客を含めた2450人を各地域の派出所に連行した。

 

主な取締り内容は買春、賭博、麻薬に加え、営利目的での陪酒小姐によるKTVでの接待行為、無許可営業、消防安全等も含まれ、大規模な取締りとなった。

 

売春、賭博、麻薬(いわゆる「黄賭毒」)では28件、66人発見され、刑事拘留9人、行政拘留44名、営業停止店舗は67軒であった。

 

今回の取締りで特徴的なのは営利目的の陪酒小姐による接待行為での検挙もあったこと。

これは日式KTV等でよくある陪酒による接待や店の小姐の売上管理等と同様で、中国では娯楽場管理条例によって違法とされている。

 

今回、武漢市では大成果を挙げたと大々的に発表しており、春節に向けて波及する可能性もあると予想される。

 

これから忘年会、新年会が続く季節ですが、「酒の勢いで」や「自分は大丈夫」などがトラブルの原因にもなります。

現地法令遵守を心がけ、楽しい年末年始、新年をお過ごしください。

 

 

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