事実上の売春アプリ。仕事の無いサウナやKTV小姐等の利用が急増。新型感染も

●情報

中国で2番目に大きいと言われている某出会い系アプリがあります。しかしその実態は事実上の売春アプリとして中国人に認知されております。

現在新型コロナウイルス感染拡大防止で、サウナなどの人が多く集まる施設やKTV等の娯楽施設は営業停止となっております。

その為、サウナやKTV等の風俗従事者の仕事が無くなり、日式KTVも含めて陪酒小姐がお金を稼ぐ為、個人でこのアプリを利用して、売春を滞在地で行っていることが判明しました。

それも1人2人とかいう規模ではなく、日式KTVの陪酒小姐だけでも100人以上の利用が確認されております。(公安当局談)

 

その結果、感染重点地区でも裏で売春が行われており、ここで女性を買った男性がウイルスを潜伏させたまま都市に戻り、そこでまたこのアプリを利用して買春をする。

または女性が田舎の地元で感染した男性と売春し、都市に戻って新たな客をと売春したりデートする。

このような形での感染拡大が懸念されておりますし、実際に多くの感染者を出しています。

 

昨今、上海の気の緩みもあり、陪酒小姐の裏稼業を知らずに、マスクを取って食事デートする日本人も見受けられます。

当然陪酒小姐に聞いても本当のことは言いませんので、陪酒小姐と会う場合は十分注意してください。

 

公安当局もこのアプリを認識しており、対策に動き出しておりますが、防疫業務が多忙で手が回っていないのが現状です。

 

現在中国では感染者に対して、過去2週間で何をしたかを徹底的に調査します。電話番号1つでほぼすべての行動がわかるようになっております。

当然誰と接触したかも電話番号と町のカメラで追跡できます。

そこでこのアプリ利用女性との接触が確認されれば、当然隔離されます。

もし隔離されたら会社と家族にどうやって説明しますか?

「売春従事者と売春の事実を知らずにデートして隔離された」と説明できますか?

 

たしかにほぼ軟禁状態の中国で、そろそろ我慢できなくなるのもわかります。

しかしどこに感染者がいて、何処に感染者と濃密接触した人が居るかわかりません。

感染者と濃密接触した陪酒小姐と濃密接触。なんていうのが広がっています。

この濃密接触者が「疑似」としてカウントされます。

疑いだしたらきりがないのですが、こればかりは自己防衛しかありません。

「自分の彼女がそんなことするわけない」と考えてしまいがちですが、確証が得られないのであれば十分注意するに値します。

 

このような経路での感染や隔離観察があるという事も知っておいてください。そしてこのルートの感染者も少なくないという事を頭に入れておいてください。

 

 

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