上海の娯楽施設店、16日から徐々に再開。利用時の注意事項

●情報

上海では明日の3月16日より関係当局(文化伝播局等)の許可を得たカラオケ店等が一部再開します。

それに伴い、市場監督局と公安局の防疫検査等も毎日あります。

また許可を得ていないのに「大丈夫」という店も出てくるでしょう。

 

これら施設を利用する場合は感染リスクが高い事を忘れず、十分気を付けてください。

一般的に入店時に体温測定、身分証提示、随申QR登記(随申QRが無い場合は筆記による実名登記)を店は確実に実施しなければいけません。

この場合、ご自身の個人情報が店に漏れることは想像するに余りあると思います。

 

個室を利用する場合は部屋の大きさに対して人数制限があります。面積当たりの人数が決まっており、一般的には服務員も含めて定員の50%以下となります。

大人数で行くことはできませんので気を付けてください。

 

すでに上海では外国からのウイルスの流入も確認されており、北京では日本からの流入疑い事例も1例確認されました。

日本でも密閉された換気の悪い場所での集団感染(クラスター)が確認されております。

カラオケボックス等はこれらに該当しますので、しっかりと自己管理してください。

 

これら娯楽施設をご利用になる方は当然自己責任ですが、中国国内にいる内は社会的には保証人である会社の責任となります。したがって「自分は大丈夫」ではなく、会社が責任を取ることを忘れず、また場合によっては会社に許可を得てから利用する事をお勧めします。

また企業に置かれましても、社員がこのような場所を利用する可能性がある事を念頭に置き、万が一、感染者を出してしまった場合の政府への報告など、事前に確認しておくと共に、社員への注意喚起をお願いいたします。

 

これら施設は随申QRが緑色の人しか利用できません。また定期的に公安と市場監督局による利用客の検査もあります。

上海は外国からの流入阻止の為、今でも1級対応中です。

これら娯楽施設をご利用になる場合は、現在発令されている法令や条例の順守を心がけてください。

 

 

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