●情報
昨今ニュースにもありましたように、日本人の中国離れが加速しております。2014年末には上海に居住している日本人の数は3万人になると言われております。
帰任者の増加と最近の取締り強化で、思うようにお金が入らない小姐による不当な手切れ金要求が増え始めました。
そこでSTCCでは過去の対応事例も踏まえ、帰任が決定した人が小姐とのトラブルを防げるよう注意点をまとめました。
実際に対応して毎回感じることは、小姐は日本人の個人情報を全て持っているの、日本人は小姐の本当の名前すら知らなかったり、曖昧になっているということです。
まず基本的な注意点に関しては下記の記事を参照してください
「KTV小姐の恐喝に対する防犯対策」
次に実際に帰任が決まった日本人がどういう被害にあったかをお話します。
帰任を伝えた途端、急に「なら別れるの。会社を辞めて上海に一緒に居よう。」と故意に無理な要求をし、不可能であることを伝えると「やっぱり遊びだったのね。私の青春を返して。別れるなら手切れ金40万元よこせ。他の子はみんなもらっている。くれないなら会社に言ってやる」と始まります。そしWechat等で会社のHP画面の写真等が送られてきます。また中には奥さんの電話番号や日本の住所を送ってくる小姐も居ます。
基本的に帰任を伝えると、小姐は「待ってました」と言わんがごとく、決まったように上記のようなことを言います。
特徴としては、私はあなたを愛している。と自分は一途をアピール。そして「悪いのはあなた」と自分が正であなたが悪という形にする。
そして他の人はちゃんと貰っていると言い出し、手切れ金は払わなければいけないように仕向ける。
そしてとどめとして日本人の個人情報を小出しにして圧力をかけてきます。さらには警察に行くと言い出します。
なかには突然妊娠したとか、過去にあなたの子供を堕胎して子供ができない体になったと賠償請求する小姐も居ます。
解説します。
そもそも手切れ金なんていうルールはありません。小姐の言っていることは根拠が無く、ただ他の小姐がお金を手に入れた方法を実践しているだけです。
また正も悪もありません。あなたが小姐を騙して交際(妻が居ることを隠していたり、一生中国に居るなどのうそ)していた場合は別ですが、お互い同意のものとで交際していたわけです。小姐は自分だけが被害者のようになりすまし、要求してきます。
こんなものは言わせておけばよいのです。
また警察に行くという小姐に関しても警察は相手にしません。勝手に行かせればよいのです。もし小姐が派出所に行ったら、ものすごい嘘をリアルに警察に話します。その結果、警察から電話が入りますが、別に恐れる必要はありません。
警察には「○○KTVの小姐で、何回か店で指名しただけ。逆に帰任が決まった途端、金よこせと言われて脅されている。」と伝え「いずれにせよ民事なので、関係ないですよね」と言ってしまえば終わります。
会社に来てしまった場合は実務対応が必要ですが、絶対にやってはいけないのは事務所の中に入れたり、第三者、特に多いのが上司が出てきて話を聞いてしまう。これは小姐の行動がエスカレートするばかりで、何も解決しません。
会社に来たら、社員全員が無視をし、社内に侵入する場合は110番通報するようにしてください。
対策として
対策としては帰任を言わなければ良いだけです。帰任が決まったら徐々に距離を置き、帰任日に黙って消えればよいだけです。
上記を参考にしていただいて、自己防衛に努めてください。
不安な場合はお気軽にSTCC無料相談窓口までご連絡ください。