持ち帰りKTV小姐による窃盗事件

●情報

 

10月中旬出張で来た日本人が天山路の日式KTVティアラで持ち帰り小姐に現金を盗み取られる事件が発生しました。

 

某人は店で女性を選んで消費し、店に代金を支払い。その後、ホテルにて性サービスを受ける。

小姐が退室後に財布から現金が全て抜き取られていることに気が付き、小姐に問い詰めたところ「女の子の身体は大切なのをわかっているのか?あなたの方が大罪を犯した泥棒だ。公安に話をする」と逆に脅迫される事態になりました。

 

中国では売買春は違法行為であり、この某人にも問題はありますが、昨今、このような窃盗事件が増えていることも事実です。

 

本件も日本人が中国の法律を守っていれば事前に防げた事件であります。このようなトラブルを避けるためにも法令順守を心がけてください。

 

万が一このような事態に巻き込まれた場合は以下のように対応してください。

 

窃盗の事実が判明したらまずはSMSで小姐に連絡をする。

そうすると上記のような回答が来ます。

そこで、「わかった。これで君の売春の証拠を得た。110番通報します。」と返信。

 

ここでお金を返しに来ればラッキー。

 

どうせ返さないので、小姐からの言い訳メールは無視して、迷わず110番通報してください。

警察が来たら「出張で上海に来ているので、タクシーが不安で、飲み屋の女性にホテルまで送ってもらった。お礼にコーヒーをご馳走した。自分がトイレに入り、部屋に戻ると女性の姿は無く、財布が出ていて現金が全てなくなっていた。」と伝えてください。金額等を聞かれると思うので、とりあえず3000元以上の金額を嘘でもよいので言ってください。

 

警察官が女性に電話し、ホテルもしくは派出所に出頭命令を出します。

 

ここで皆さんが不安に思うのが買春の事だと思いますが、大丈夫です。小姐が性行為を言うことは絶対にありません。

 

派出所に来た小姐は現金を投げ渡して暴言を吐いて派出所から出ようとします。しかし警官がそれを阻止すると思います。

 

そうしたら警官に「お金はなんか足りないですが、タクシーで送ってもらった御礼もありますし、これでもういいです」といいましょう。

警官もこの程度の事件対応はめんどくさいのでやりたくない訳ですから、「わかった」と言って終わります。110番通報の伝票には解決済みということでサインしてください。

 

基本的には先にも述べたように、中国の法令を守っていれば防げた事件です。

 

しかし、小姐の脅しに屈していれば更なる請求事件に発展しかねません。迷わず110番通報しましょう