北京で流行!?日式クラブ小姐に広がるぼったくり手口

●情報

 

以前に北京で日本人の逮捕拘留事件(逆切れ小姐の自作自演で日本人逮捕拘留事件参照)があったが、この時の小姐の手口が、いま北京で流行しているようだ。

 

ここ数か月で北京のスナックやKTVの小姐を買春する際のトラブルが増加傾向にあり、その手口は皆一緒である。

 

その手口とは出張者や駐在員がスナック等で小姐に買春を持ち掛ける。小姐は約2000元前後で了承し、一緒に店を出て家やホテルに行く。事が終わり支払いになると小姐は「2000元では足りない。」と言い出し5000元から1万元を請求してくる。

当然買春をした方は「話が違う」と拒絶するのだが、そうすると小姐は突然暴れだしたり、以前の日本人逮捕拘留事件のような行動に出るわけだ。

支払いを徹底して拒否すればコンドーム内の精子を使って110番通報すると脅し、支払に戸惑っていると暴力を振るったりしてくる。そしてATMまで連れていかされるわけだ。

 

過去の日本人が強姦容疑で逮捕された際は、該当の店舗の経営者から上海STCCに電話が入り、謝罪と教育の徹底を約束してくれたので、店名を記事から削除したが、最近はどうやらこの手法が北京市内の各店舗の小姐に広まっているようだ。

 

中には出張者に対して小姐から買春を持ち掛けられ、この手法にはまり高額なお金を搾取された人もいる。ただ支払いを拒否すれば「強姦された」と110番通報されるという事例もあるため、現状で考えれば支払って事なきを得た方がよいのかもしれない。

 

そもそも買春は犯罪であり、中国の治安管理処罰法で禁止している。最近のネット掲示板などでは買春行為を「持ち帰り」「お持ち」「餅」などという言葉に置き換えて犯罪の自覚を薄れさせようとしているようだが、やはり買春という犯罪であることには変わらない。

つまり出張者や駐在員が中国の法令を遵守し、犯罪行為を行わなければ、このようなトラブルは回避できるわけだ。

 

お酒が入った勢いもあるだろうが、中国には中国のルールがある。社会人として法令を遵守し、自己防衛を心がけて頂きたいと思う。