上海の飲食店等で当局による外国人利用者への職質。随申QRでOK

●情報

外国からの新型コロナ流入に対し、非常に厳格な対応をしている上海。最近では公安、市場監督局、城管が飲食店等を周り、面積当たりの客数のチェックや防疫のチェックを行っておりますが、利用している客にも職質を行い、出前等にするように促しております。

 

実際に職質に遭った場合、聞かれることは国籍、入国日、パスポートの提示、そして随申QRの提示になります。

 

また一つのテーブルで複数人で食事や宴会をしている場合は解散を言い渡されます。

例えば4人テーブルで3人以上で座っていれば解散するように言われる場合があります。

6人テーブルに4人の場合は注意を促されます。

このように人と人の間隔にも重点を置いているようです。

 

 

職質にあった場合、今まで通りパスポートの提示は当然ですが、今の職質の目的は入国14日未満の外国人探しがメインとなっております。

つまり随申QRの黄色の人探しというわけです。

日本人の隔離が始まる前に入国した場合、ほとんどの小区では自宅隔離ですが、中には外出を許可している小区もあります。

しかしこの場合、随申QRは黄色になります。

現在上海市内のすべての施設は緑色の随申QRのみ出入りが許されております。

飲食店などでも随申QRが緑色の人のみが利用できます。

万が一、黄色の人が飲食店内にいた場合、店側は処罰される可能性もあります。

また黄色の人は直ちに自宅に戻るように言い渡されます。

隔離になっていなくても、14日未満の人が利用できる施設はありませんので、QRが緑色に変わるまで我慢するしかありません。

このように上海市では随申QRで判断するようになっております。まだ随申QR登録を行っていない方は、今後施設の利用に支障が出る場合がありますので、すぐに登録してください。

 

随申QRの外国人登録方法はこちらをご参照ください。

 

色々と面倒ではありますが、不要なトラブルを回避するためでもあります。職質する公安と揉めれば3回の警告後に拘束されます。14日以上経過した人もしっかりと随申QRに登録し、14日未満の方は極力外出を控えるように心がけてください。