上海市、突発公共衛生事件一級対応発動。上海ディズニーも25日から閉鎖

●情報

上海市は1月24日、新型コロナウイルス肺炎の急激な拡大を受け、突発公共衛生事件一級対応を発動しました。

突発公共衛生事件は1級から4級あり、最も厳しいものとなります。

これに伴い、上海市では武漢等の重点地区から来た人に関しては14日間の自宅もしくは隔離観察となり、上海市に入る全交通経路では検疫が開始され、各種大型イベントも禁止となります。

 

また上海ディズニーリゾートは25日より、ディズニーランドと星願公園の閉鎖となります。

入園予定だった方は上海ディズニーのアプリより返金手続等を行ってください。

 

一級対応により、市内に一層の緊張感が出始めますが、これらは全て市内での感染拡大を防ぐもので、一部を除き、封鎖等の過激な処置ではありません。

冷静に行動していただき、最新の情報収集に努めてください。

また多くの人が集まる場所には極力出向かないようにし、外出時にはマスクの着用をお願いいたします。

 

上海では今後、公共場所(博物館、映画館、娯楽施設等)の一時閉鎖が始まると思います。

しかしこれらはあくまでも予防処置でありますので、安心してください。

 

また発熱、持続的な咳、呼吸困難などの症状がある方は迷わず上海市指定の発熱外来に受信してください。

 

→上海市発熱外来設置病院一覧

 

あくまでも個人的な予測ですが、上海市で感染者が急増するのは春節明けだと思います。

春節が明けて多くの人達が上海に戻ってきます。当然市政府も予測していると思われ、今後は検疫等もさらに強化されると思います。

 

できる限りの自己防衛をすると共に、冷静な判断と行動、またデマ等に流されないよう、各々しっかりと情報収集に努めてください。