現在賭博に関する取締りが強化されております

中国では賭博は禁止されております。そのため各自治体では賭博に関する罰則を決め、取締りを行っております。

 

各地域の基準に関しては過去記事「麻雀をやる人は注意!娯楽と賭博の境界線

 

上海では賭博に関する取り締まりを強化しており、市民に店舗に関する情報提供を求めております。もちろん情報提供者には謝礼があるため、ここ数ヶ月で多くの闇賭博場が摘発されております。

 

とくに日本人が出入りしてしまう賭博場として「闇カジノ」「闇スロット」「高額賭け金の麻雀」があり、これらは経営者のみならず、客も捕まります。

客の処罰としては罰金から拘留まであり、最近ではほぼ全てが行政拘留10日から15日となっております。

 

また特殊なケースとして中国外での正規合法カジノでも、人民元の持ち出し制限を理由に、中国内で中国人に人民元を渡し、韓国やマカオ、ラスベガスなどで中国人の仲間から現地で現地通貨を受け取り、それでカジノをやる。そして勝ったお金を現地の仲間に現地通貨で渡し、中国帰国後に中国国内で人民元で受け取りますと、中国の法令で処罰されてしまいます。

 

駐在員の皆様におかれましては闇カジノ、闇スロット店などの違法賭博場、規定を超える掛け金での麻雀など、絶対にそのような場所への出入りや、高額賭け金の賭博行為を行わないように心がけてください。